お嫁にいけば関係ない?

先日、ある高校生の女の子が「20歳でお金持ちの人と結婚するからもう勉強はやめる」と口にしているのを見ました。

「なるほど、かしこいな」と思いました(笑)

受験は、本気で偏差値を上げようとすると膨大な時間を費やすことになります。
毎日10時間勉強する受験生とか予備校だとふつうです(笑)
「塾がビジネスをするからだろう!」と思われるかもしれませんが、実際に5教科8科目を対策しようとしたらそれくらいやらないと間に合わないんですね。(もちろん、志望校やご本人の状況によります)

もし勉強を手放すとしたら、それだけの時間と労力が浮きます。
いいですよねぇ(笑)
自由な時間が増えたら、このうえなく気持ちがいいでしょう。
夜はぐっすり眠れるし、土日だって気兼ねなく遊べる。
首尾よくお金持ちと結婚できたら、生活に困ることもありません(笑)

しかし、それは自分でお金を稼がない未来を選んでいることといっしょです。
自分では稼げない、稼ぐのは面倒くさいと決めつけて、あきらめているのといっしょです。
それが悪いわけではありませんが、その発想だと最終的には誰かに依存して生きることになるでしょう。

それも一つの選択ですが、せっかくなら「お金持ちの人と結婚したけど、その気になれば一人でも生きられる」ようになってほしいと思うのが親心かもしれません。
勉強さえすれば人生安泰!とは言い切れませんが、無駄になりにくいとは思います。
いっしょうけんめいがんばった模試も、途中で投げ出した参考書も、きっとあなたの一部になっていますよ!