SDGsが取り沙汰されるなか、
日本の教育も転換期を迎えています。
時代にあった教育とはなんでしょうか。
今回は新時代の教育について書いていきます。
教育とは学びを与えるものですが、
そもそも学びの意義はなんでしょうか。
可能性を拓げるため、
お金を稼ぐため、
異性にモテるため、
自己実現のため…
人によって異なりますが、
簡単に言うと学ぶのは本人のためです。
なので教育は相手のために行います。
相手のためになる教育は良い教育で、
相手のためにならない教育はダメな教育です。
なにが相手のためになるかは相手にしかわからないので、
なにを教えてほしいか聞かないと本当の教育はできません。
本当の教育とは別に、日本は義務教育があります。
義務教育は義務なので当人の意志は関係ありません。
日本の子どものほぼ100%が義務教育を受けます。
義務教育の意識が染みついている大人が
相手の意志を確認せずダメな教育をします。
相手のためではなく、
自分に都合がいいことを勝手に吹き込みます。
これは教育ではなく洗脳です。
相手のことを考えず
独りよがりな教育をしている
大人をよく見ます。
義務教育の本質が洗脳なので、
そうなるのかもしれません。
ほとんどの人が受けるので、義務教育そのものは抽象度が高いです。
だいたいの人にとってためになる内容が選定されていますが、
社会は変化するのでためになる内容は変わります。
電卓がなかった時代はそろばんができると
すごく役に立ったかもしれませんが、
今はパソコンで表計算のやり方を学んだ方が
役に立ちます。
しかし、そろばんもパソコンも一生触らない人には
どちらの教育も役に立ちません。
英語を死ぬまで話さないなら英会話のレッスンは不要です。
あるいは、表計算をいっしょうけんめい学んでも、
10年後にはAIがすべて計算してくれるように
なっているかもしれません。
社会の変化が早いほど、
確度の高い教育は困難になります。
教育の平均は理想の形を保てません。
故に、現場の摩擦は大きいでしょう。
教育の最大公約数は、悪を生まないことです。
なにが役に立ち、正解になるかは
広い意味ではわかりません。
であれば、良心のある人間を育成する
ことに重心を置くのが望ましいでしょう。
その姿勢として重要なのが、
相手に耳を傾けることです。
生徒は先生の姿勢に感化されます。
言葉よりも行動から学びます。
相手のことを知りもせず押し付ける教育に
正解はありません。
相手の望みを導く姿勢を
忘れないようにしましょう。
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