子どもがいつまでも宿題をやらないと心配になりますよね(笑)
声をかけても生返事だったり、いつまでも寝転がったままだったりするとこちらも気を揉むものです。
今回は焦らせると行動が止まるという話をします。
つい言ってしまうこともあるかもしれませんが「すぐにやりなさい!」「はやくしなさい!」という言葉は、「あなたは遅い」「行動できない」という裏のメッセージを含みます。
いずれも本人の自信と肯定を奪う言葉であり、こういった認識に囚われた子の日常は鬱屈とした圧迫感があるでしょう。
そして、自分の力でこのイメージの外に出るのは、存外難しかったりもします。
すぐに結果が出ることは稀だからです。
プロのスポーツ選手も、大学の教授も、時間をかけずになれるものではありません。
才能に恵まれる人もいますが、それでも目標までは努力を重ねてきたでしょう。
お金を稼ぐのも、人に好かれるのも、すぐに解決する方法はあまりないはずです。
学校の勉強においても、特に国語力は鍛えるのに半年から一年以上かかるとも言われます。
むしろ結果が出ない期間ほどコツコツ続けてもらうのが望ましいのですが(笑)、多くの場合、得点とモチベーションは比例します。
できないからやりたくない、というのは単純なハナシです(笑)。
みんな、苦手ほど後回しになるでしょう。
学習の習慣が定着しづらい子ほど、低いセルフイメージに囚われていることがあります。
実際に周りが口に出さなくても、そういった負の期待感を感じて萎縮してしまっていることは珍しくありません。
勉強の習慣をつけるには、周囲が協力的であることが大切です。
思いやりのある言葉で、子どもを励ましていきましょう!
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