小さいから悩む

いろんな方の話を聞いていると、
「こんなことで悩むのは情けない」
「ただ自分が甘えているだけ」
「人に頼るほどでもない」
と言う方がいます。

本当に取るに足らないことならいいのですが、
ずっと気になるのなら
なにか理由があるのかもしれません。

今回は悩みの大きさについて書いていきます。

重大な悩みでないと相談してはいけない、
些細なことで他人を頼るのは恥ずかしい、
と考える方がいますが、
悩みの多くは小さなことです。

朝起きられなかったり、
部屋が片付かなかったり、
一つひとつは
些細なことでしょう。

致命的な課題は自ずと解決するからです。

骨折したら病院に行くし、
車が動かなかったら
すぐ修理に出すでしょう。

本当に困ったら、
悩む余地もなく
どうにかするはずです。

なので、
深刻な悩みというのは稀です。

小さなことだから解決できない

というのが悩みの本質かもしれません。

ですので、
悩みの大きさに悩まなくても
よいでしょう。

他人から見たら小さなことでも、
自分にとって難しいことはあるし、
自分が簡単にできることでも、
他人には難しいこともあります。

何が悩みかは人それぞれですが、
悩んでいる、ということは、
解決の方法を探している、
ということです。

悩んでいる、という状態を
正しく受け止めると、
些細なことでも
人を頼りやすくなります。

悩みは現状の実力を超えているので、
人を頼れるようになると
解決する可能性が高まります。

もちろん、
話したくないことは
話さなくてもいいと
思いますが、

シンプルに打ち明けられると、
相手も助けやすいかもしれません。

小さな悩みも、
さっぱりと受け止められると
よいと思います。