先日、「問題をわかりやすく説明するにはどうすればいいか」とご相談がありました。
今回は指導について書いていきます。
前提として、適切な指導はTPOで変わります。
万人に通用する教育はありません。
なので、どう教えるべきか?と悩むことはむしろ健全なのです。
指導者が安易に答えをわかったつもりになってしまうことほど、
子どもにとって悲惨なことはありません。
自分の正解を疑わなくなると、目の前の人間が見えなくなってしまいます。
答えを決めつけると、やがて相手に対する興味も失ってしまうでしょう。
授業の内容よりも、そういった態度の方が問題なのです。
指導を振り返るとしたら、納得のいく説明ができたかより、
相手に正しく伝わったかを気にするべきではないでしょうか。
もちろん、内容が洗練されていることも重要ですが、
こちらが考える「指導力」はある意味でアテになりません。
どう伝わったかは、相手にしかわからないからです。
相手にどれだけ伝わるかは、結局は思いやりなのだと思います。
テクニック以上に、コミュニケーションを大切にしましょう!
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