学校や塾では当たり前のように宿題がでますが、そのほとんどが授業の復習になっています。
未習範囲を生徒自身の理解に任せるのは、全体に対する指導としては効率が悪いからです。
学生時代にあまり予習をしてこなかったという人は珍しくないでしょう。
今回は予習の効果について書いていきます。
実は、予習をするとかなりいいことがあります。
周りに対する優越感が手に入ります(笑)
色々とメリットはありますが、一番大きいのはこれかもしれません。
学校の授業は必ず指導要領に定められた内容で進みます。
ワークや資料集はあくまで補助的なもので、基本的には教科書の内容に沿って年間の学習が計画されています。
当たり前ですが、先にやる内容はあらかじめ決まっています。
教科書を進めればいいのです(笑)
そして、教科書の内容はいつでも自分のタイミングで予習することができます。
最も重要なのが、自分が先に進めた内容は、必ず自分以外の生徒が授業で学び、テストに出題されるということです。
これは大きな優越感につながります。
これからやることを予め知り、体験したうえで、自分が属する集団がそれをなぞっていくのを、目の前で見続けるのです。
これは教師の視点に立つことといっしょです。
これから起こること、進んでいくことを知ったうえで周りの反応を見ることができます。
「ほうほう、みんなここで悩むのか」と、同級生を観察できるのです(笑)
集団に属するからこそ、集団に対する優越は自意識を一歩先に導きます。
「自分は彼らの先を行っている」と自覚することで、一回り大きな自分になれるのです。
内容が伴った、確かな自信を手に入れることができます。
学校の授業は横並びで、だからこそ一歩先んじることに意味があります。
子どもの目線で、予習のメリットを伝えてあげましょう!
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