部下が心配なとき

失敗を重ねてでも、
役割を分担しなければ
チームは成長しません。

が、優秀な方ほど、
仕事を任せることに不安を
感じやすいでしょう。

当然ながら、不安を抱えると自身の
パフォーマンスは落ちます。
どう解決すべきでしょうか?

今回は
部下が心配なとき
について書いていきます。

不安をなくすには、
自分が納得することです。

「しっかりやっているから大丈夫」
あるいは、
「どうせダメだから期待しない」
というように、
気持ちの方向が決まれば
いったん不安は収まります。

しかし、判断の材料が揺らぐと、
そこに自分の認識が引っぱられます。

「さいきんはだらしないから心配」
になったり、
「良くなってきたからうまくいくかも」
というふうに評価が変わるのです。

これらは
自分がコントロールできない変数を
気持ちの拠り所にしていることに
起因します。

他人は常に変化するので、
期待をし過ぎると
こちらが不安定になります。

とはいえ、まったく相手に
関心が向かないと、
それはそれでコミュニケーションが
取りづらくなるでしょう。
なにより、部下の方が
かわいそうです(笑)

悠然と接するには、
相手の存在を承認することです。
頼りない他人の一人ひとりに
人生があり、思いがあり、
今日まで懸命に生きてきたと
理解することです。

他人を見下すことによって
不安は顕在化します。
それは自身の驕りです。

自分を手放すことが、誰かの幸せに
つながるのかもしれません。