先生はとにかく仕事が多いです(笑)。
教育現場は人間関係の坩堝とも言え、業務も雑多かつ多岐にわたります。
人が人と関わるので、どうしても労働集約的な側面があるかもしれません。
周りが忙しいので、何かを頼まれることも珍しくないでしょう(笑)
今回は仕事が断れないときについて書いていきます。
断るときに、理由はいりません。
「できません」と率直に伝えることに、後ろめたさを感じる必要はないのです。
相手は相手の都合で頼んでいるし、自分には自分の都合があるからです。
たまたま相手が手伝ってほしいときに、偶然自分がやれないだけです(笑)
元気で余裕があるときだったら、むしろ素直に引き受けるかもしれませんよね。
タイミングは誰にもコントロールできないので、責任を感じる必要はありません。
…とはいっても、いきなり断ると角が立つこともあるでしょう(笑)
相手が本当に困っていたら、多少無理をしてでも助けることもあるかもしれません。
しかし、無条件で従うことは要求をエスカレートさせることにもつながります。
無意識にしろ「自分をコントロールしている」と相手に思わせることは危険です。
「この人はなんでも言うことを聞く」と認識されると、相手にとって都合のいい人になってしまいます。
そうなると相手はこちらの都合を考えず、だんだん無遠慮になっていくでしょう。
相手といることが苦痛に感じるようになったら、もうあなたの心の安寧はありません。
助けてあげているのに自分の首が締まるなんて、ずいぶんな話です。
頼みごとをきいてあげるとしたら、こちらもなにかお願いしていいでしょう。
「あとで仕事を手伝ってください」でもいいし、「今度ごちそうしてください」でもいいかもしれません(笑)
すぐに思いつかなければ、頼まれたときに「そうですか……」と一呼吸おいてみるだけでもいいでしょう。
こちらが思案している様子を見せれば、相手も「容易く要求が通らない」とわかるからです。
いずれにせよ、「あなたの言いなりではない」と意思表示をすることが、関係を健全に保つことにつながります。
小さなことから断り、徐々に慣れていきましょう。
小さなストレスの積み重ねで、心身は摩耗します。
この程度と思わず、しんどいと感じたらまず自分を守りましょう。
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