予習のやり方

予習、復習とよく言われますが、学校では復習が中心で、予習について説明されることはあまりないかもしれません。

今回は予習のやり方について書いていきます。

予習は自分でやるのが難しい!と言われることが多いようです。
未習範囲をどこまでやるかは決めづらいからでしょう。
やったことのない内容は、本人だと見通しが立てづらいかもしれません。
なので、見通しを立てるとちゃんと予習ができます。

どこまでやるか決めてやるのが予習です。

なので、やることは復習とあまり変わりません(笑)
復習は、授業でやったところのワークやテストの解きなおし、ノートのまとめやプリント、ミニテストなどなど…
要するに学校の宿題がだいたい復習になっているのですが(笑)、学校の宿題は先生がやるところをちゃんと決めています。

どの学校にも年間の学習計画があり、先生はそこから逆算してテストをつくります。
なので、ちゃんと中間テスト、期末テストができるように、授業の進度に合わせた適切な範囲を宿題にしてくれているはずなんですね。

予習は先取りになるので、どこまでやるかは目標から逆算して決めましょう。
テストで90点を目指すなら、ひとつの単元をまるごと先取りしてもいいかもしれませんし、赤点を回避したいなら、学校の授業の前に文法や公式などの基礎だけでも頭に入れておけるといいかんじです!(笑)

イメージがつかなければ、10分や15分など、時間を決めて理解できるところまで先に進んでもいいでしょう。
つまってしまったらわかるところまでもどってOKです。
いずれにせよ、範囲が決まらなかったとしてもしっかり時間で区切りましょう。

予習と復習は本来セットでやることが望ましいのですが、両方をしっかりやると時間がなくなる!と思われることが多いようです。

適切に予習と復習ができれば、学習の効率が上がるので、むしろテスト前の時間は増えます。
まずは少しずつ自分で感覚をつかんで、予習に慣れていくのがいいかもしれません。

宿題(復習)が全員に課されるように、学力層にかかわらず予習は効果的です。
なにより、余裕ができると勉強にいい循環が生まれます(笑)
どちらかというと本人の主体性に任される部分がありますが、自分でできるとその分効率が上がります!
ぜひ、自分なりのやり方をつくっていってください。