イライラしてもいい

このあいだ、
「子どもにイライラするのをやめたい」
というご相談を受けました。

穏やかでいたい、
と思うのは自然なこと
かもしれません。
思いやりを持って
子どもに接することも
たいせつです。

ただ、イライラするのは
子どもにとって良くない
ことでしょうか?

今回はイライラしてもいい
ということを書いていきます。

イライラを含め、
心のモヤモヤは自分の精神に
とって必要な反応です。

イライラするということは、
違和感だったり、
許せないことがある
ということだと思います。

それはご自身の信念に
基づくものです。

約束が守れないとか、
配慮ができないとか、
そういったことに憤るのは
むしろ自然かもしれません。

心に引っかかることを
すべて許していたら、
逆に生きづらい
かもしれませんよね(笑)

イライラ自体には意味があるし、
それに良い悪いはありません。

どこまで許すかを
自分で選ぶだけです。 

自分が選ぶので
矛盾を生むかもしれないし、
相手によっては理不尽に
感じることもあるかもしれません。

けれど、それが
良心にしたがった結果ならば、
後ろめたさを感じなくて
よいと思います。 

凛とした心は、
イライラに振り回されません。

分別を持って、感情を整理すると
ラクになれるかもしれません。